葉月2016の「物語」

【祭り】で【出逢った】全ての方々に【最愛】の想いをこめて【感謝】を。
そして葉月が終わったとしても絶対に【再び】この場所でまた【逢えるように】
祭りで皆がずっとずっと繋がっていられるように
そしてこれからもずっとずっと繋がりを生み出していく祭りであるように愛を込めて。

最後の演舞では
【葉月囃子】を1本の【木】に例え、そして葉月囃子の一生を葉月の7年間に例えて
物語(詩)を作りました。 (テーマ発表文 引用)

この「葉月2016祭逢~葉月囃子のうた~」を核として

今年度の楽曲、歌詞、衣装、振り、煽り文言を制作しています。

7月17日銭形よさこいにて初披露へ向け、今年の物語を公開しております。

例年より見やすくなってます! ぜひご覧ください。

 

 

 

「葉月2016祭逢~葉月囃子のうた~」(html)

 

祭り囃子が鳴り響くまえ
吉備の大地に種をまいた
いつかこの地に咲けるように
この地の希望になれるように
葉月囃子に愛を込めて


祭り囃子が鳴り響くころ
葉月囃子はその芽を出した
祭りという名の空の下
温羅の神さん寄ってきた
僕もつられて寄ってきた
葉月囃子の心ははずみ
葉月囃子は鳴り響く

葉月囃子が鳴り響くのは
葉っぱがゆらゆらゆれるから
その音耳にうれしくて
温羅の神さん踊り出す
僕もつられて踊り出す
歌って踊って飲んでは踊り
楽しき日々に笑顔を込めて

葉月囃子の鳴り響くのが
今日はいつもと違ってた
冷たい雨が降り注ぎ
吉備の大地は泣き出した
葉月囃子も泣き出した
孤独で寂しく泣いては悲しみ
雨降る日々を涙と共に


葉月囃子が泣いているころ
葉月囃子は気が付いた
木の葉の隙間の涙を浴びて
温羅の神さんこっちを見てる
僕もいっしょにこっちを見てる
寂しさわかる仲間がいること
雨降る日々を仲間と共に

葉月囃子が泣き止んだのは
雨を受け入れ 空を向くから
やがて空より陽が差して
葉月囃子は光り出す
笑顔の陽を浴び光り出す
葉月囃子は月の如し
その葉は雨に濡れていたから

葉月囃子が鳴り響くころ
葉月囃子はその葉をゆらす
千の葉が生む優しい風は
温羅の神さん包み込む
僕もいっしょに包み込む
願いは一つ 永遠より長く
葉月囃子の鼓動と共に

葉月囃子が鳴り響くころ
いつしか願いは届かずに
葉月囃子は運命を迎える
時間はいつも限りがないが
出逢いはいつも限りがある
だから出逢いが尊いのだと
温羅の神さん僕にいった

葉月囃子が鳴り響くころ
葉月囃子は花を咲かす
感謝を込めた その花に
温羅の神さん言葉を飲み込み
僕は生命の重みを知った
瞳の奥で 贈りし花は
いついつまでも咲き誇る

葉月囃子が鳴り響くころ
祭りという名の空の下
集いし者の愛の歌
温羅の神さん歌ったよ
僕もいっしょに歌ったよ
晴れ晴れ大空 吉備の国
歌え踊れや 鬼祭り


葉月囃子が鳴り終わるころ
葉月囃子は種となった
いつかまたこの地に咲けるように
この地の希望になれるように
葉月囃子に愛を込めて